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WORK

2021.07.12

共感できるキーワードが肝!女性マーケティングのコツを連想ゲームで考えてみた

「ターゲットに響くプロモーション」、口で言うのは簡単ですが、いざやってみるととても難しいもの。

「新商品プロモーション用に作ったランディングページのPVが全然伸びてない!」

「新店オープンのチラシをいっぱい配ったのに、全然お客さんが来てくれない!」

 

…実はそれ、ターゲットの設定、もしくは打ち出し方に問題があるのかも?

今回はターゲットに響くプロモーションにとって大切なコトを体感すべく、スタッフにこんなワークをやってもらいました。

 

マンダラチャートでターゲットを連想してみよう

 

協力してくれたのはこちらの2人。

てらちゃん:新大阪オフィスで働く2年目ディレクター。一人暮らしを始めて一ヵ月。松〇の冷凍牛丼の具の万能さに感銘を受ける。

こめ:新大阪オフィスで働くプランナー。最近気になることは「畑活」。

 

今回はターゲット像とテーマワードから連想するキーワードでマスを埋めていく「マンダラチャート型連想シート」で、2人がどれくらいキーワードをシンクロできるかチャレンジ!

テーマワードはきかんしエムエスグループと切っても切れない関係にある「ごはん」にしました。

 

▼20代男性の「ごはん」イメージ

まずは「20代男性」の「ごはん」から連想するキーワードをこめがピックアップ。

そこにてらちゃんが「自分」の「ごはん」から連想したキーワードと見比べてみると…

てらちゃん:

朝ごはんは食べなかったり、お昼はファーストフードで済ませたりと、雑な食生活まで見透かされました。

20代のことをよくご存じです。そもそもこめさんのことはお会いしてから20代の方だと勝手に思っていましたし、今でも疑っています。

ただ強いて言えば「料理の基本ができる!」というのは大間違いですね。できません!

 

こめ:

いつも仕事をするときはターゲットの消費動向調査は欠かせないんですが、今回はワークなのでデータは見ず、直観と想像力のみでやりました。

20代といえば学生から社会人になるタイミングで、一人暮らしを始める人も多い?となると食生活は乱れがちに?みたいな連想で埋めていったんですが、

出てくるワードが表面的で、私の中での「20代男性への思い込み」感は否めないかも。

 

▼30代女性の「ごはん」イメージ

次は「30代女性」の「ごはん」でてらちゃんが連想したキーワードと、

こめが「自分」の「ごはん」で連想したキーワードを見比べていきます。

こめ:

これを見て、「30代女性」へのアプローチの難しさが分かりました…。

てらちゃんが連想したことも全然間違っていない。ひとくちに30代女性っていっても、どの層に焦点をあてるか?でだいぶ変わってくるんだなぁと。

実際、私も友人たちの顔を思い浮かべてみたんですが「共通してるのって年齢だけじゃない??」ってくらいみんな生活も境遇も違ってきています。

 

てらちゃん:

私の普段の生活で、周りに30代女性の方が少ないこともあり、イメージが少しずれてしまいました。

既婚にするか未婚にするか、お子さんがいる方も多いし…と全体的にバラけてしまったかなあと思います。

こちらのご年代は様々な生き方をされてる方が多いと思うので、正直難しかったです…

 

そう!

女性はライフステージの変化、つまり既婚・未婚、子どもがいる・いないだけでも連想されるキーワードが全く変わってくるんですよね。

さらには同じ「既婚・子どもあり」の女性でも、就業状況(フルタイム、パート・アルバイト勤務、自営業、専業主婦など)によってもライフスタイルはがらっと変わります。

ここが女性マーケティングの難しいところ。

年齢・性別だけでなくライフスタイルや家族構成など、詳細な情報からターゲット像をしっかり絞り込むことで、よりターゲットに届く、伝わるプロモーションを設計することが可能になります。

 

 

最後に、「お互い」の「ごはん」について連想キーワードを挙げてもらいました。

▼てらちゃんの「ごはん」イメージ

▼こめの「ごはん」イメージ

こめ:

お互い、さっきよりだいぶ細かい描写になっているのがおもしろいですね。

相手のことは、ふだんの行動とか会話を思い出して「こんな風に行動してそう、思ってそう」を考えていったのですが、「20代男性」で連想した時より断然スラスラ書けました。

見返してみると、だいぶ突っ込んだこと書いてしまっている。ごめん(笑)

私への連想キーワードは、結構当たっていてびっくりしました。でもすごい気を遣って書いてくれているのが笑えました。普段から先輩として「圧」かけておいて良かったです(笑)

 

てらちゃん:

こめさんが「ごはん」を大切にしていることは普段のイメージや噂から連想できました!

予想と違ったのは全体的に豪快な生き方をされていること。お酒好きだとは思っていましたが家飲みが一番の幸せだったり、お酒のアテばっかり作られていたり…。

同じ人でも、違った一面が見えるのがおもしろいですね。

 

2人が感じたとおり、ターゲット像が個人を表すレベルまで細かく決まっているため、一致するキーワードに具体性が出ていますよね。

これはつまり、「どんな話題なら相手が話に乗ってきてくれるかが分かっている状態」ということ。

プロモーションも同じで、ターゲットが反応してくれるキーワードが入っていることがフックになり、そこで初めて情報を見て(読んで)もらえるようになります。

 

幅広い人材の「生の声」を、共感される表現にアウトプット

きかんしエムエスグループには幅広い年齢層・ライフステージの女性スタッフが在籍しています。

スタッフが日々の仕事や暮らしの中で感じたことは、同じセグメントに属する女性たちの共感を呼ぶプロモーションにエッセンスとして生かされています。

特に私たちが大切にしているのは生活者視点。

 

「安くていっぱい入ってるチョコは家族みんなで食べて、ちょっとだけ高いヤツは自分へのご褒美用にしよう♪」

「家族みんなで家事を分担したいのに、なんで誰も手伝ってくれないの~?」

 

など、暮らしの中で生まれるリアルな行動・感情は、同じくリアルを生きる女性たちに親近感を持って情報を届けるための重要なフックとなります。

 

「ビッグデータをもとにプロモーションを行ったが、設定したターゲットに情報が届いていないような…?」

「いい商品なのに、どうして売れないんだろう…」

 

そんなお悩みを抱える方は、ぜひ一度お問い合わせください。

お問い合わせはこちらから。

この記事を書いた人

ちゃんおか

食べるの大好き、お酒大好きな企画プランナー。人の話を聞くのが好き。 心の片隅に残るような広報を目指して、日々勉強中。

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