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2021.04.16

「モヤる」女性にアプローチ  キモチをすくいとる女性マーケティングとは

こんにちは。
日々、クライアントの広報・宣伝に走り回るプランナーのsachiとなっこちゃんです。

今回は、きかんしエムエスグループの「女性マーケティング」についてお話します。

 

そもそも、きかんしエムエスグループの「女性マーケティング」とは?

皆さんは「女性マーケティング」と聞いてどのようなことを思い浮かべますか?

私たちきかんしエムエスグループの「女性マーケティング」は、「女性を対象としたマーケティング」を「女性視点」で行うことをいいます。

マーケティングの中でも、女性、および女性市場を多角的に分析して、クライアントの事業やサービスを必要としている方にお届けする=女性への広報・販促・プロモーションを得意としてきました。

 

なぜ女性マーケティング?

消費における女性の購買決定権は8割にもおよぶといわれています。

日常的に利用する食品や日用雑貨、くらしを快適にするインテリア用品や家電では、高い比率で女性が決定権を持ちます。家族単位で検討する、家族旅行などのレジャーや、大きな買い物である車や家についても女性の意見が尊重される傾向にあるといわれ、さらには、夫や父親自身の洋服や身の回りの買い物にも、妻や娘の意見が反映されることも少なくはありません。

出典: ※1 ㈱三菱総合研究所・生活市場予測システム(MIF)*既婚女性の回答結果 ※2 ㈱ハー・ストーリィ 女性の購買決定権に関する調査 ※3 ジャストリサーチサービス㈱ 外食に関する調査

また、共働きの増加にともない、関連する市場もどんどん広がりを見せています。男女平等といわれながらも、依然として女性の家事時間は男性のそれとは比較になりません。「忙しさをお金で解決する」こともまた、新たな女性の選択となっています。

言わずもがな、
「女性のキモチをつかむ」こと、そして「女性に嫌われないこと」が、商品やサービスの売上に大きな影響をもたらすのです。

そしてこれらは、すでに周知のこと。今この記事を読んでいる皆さまもよくわかっていることと思います。

そう、わかっているのに「彼女のハートをつかめない」…のではないでしょうか?

 

気になる2つの思い込み

「女性はこうだ」と決めつけていませんか?

「女性のライフステージによるクラスター分析を採用して、それぞれの女性にしっかりアプローチしています」とはよく聞くお話。
ここでちょっと気になるのが、そのクラスター分析は世代ごとの「理想のライフステージ」に分けられた「理想の女性」が描かれていませんか?ということ。
女性の変化は思う以上に早く、複雑になっています。単純に世代で分けたライフステージからは、なかなか本当の姿が見えてこないのが実情です。

 

女性自身が抱える理想と現実のギャップ

最近見かける育メンが登場する広告。保育園の送り迎えをしていたり、離乳食を食べさせたり、おむつを率先して変えたりと、失敗しながら笑いながらもがんばる夫。一昔前のママや母が強調された今なら炎上間違いなしの広告に比べれば、なんと進化したことか!
しかし、対象の女性はなぜかモヤっとしています。「そうそう、こうでなくっちゃ」と思いながらも、でも私の現状は・・・と。

分析や過去の経験、理想では、くみ取れない「キモチ」をどうすくい取り、マーケティングに生かしていくか。今、これが課題ではないでしょうか。

 

女性スタッフ7割 複雑化する女性の生き方を肌感でとらえ論理につなげる

当グループの女性マーケティングにおいて最大の強みは「女性スタッフ」です。

全社員のうち7割が女性、プランナー職においては、女性の比率が100%。つまり、プランナー全員が女性!というわけです。

20~50代まで各世代、幅広く在籍しており、ライフステージもシングル・DINKS・子育て新米ママ・子育て中堅ママ・子育て終了・シングルマザー・介護者など様々。この多様性を武器に、複雑化する「女性のライフコース」の実質に則した提案を日々行っています。

大切にしているのは、生活者としての「視点」です。データだけに頼らない、「引っ掛かり」を持てるようプランナーそれぞれが、自分のくらしを大切にし、内なる声に敏感でいること、また、周囲のスタッフの変化に気づくことが、私たちの「女性マーケティング」を進化させると感じています。

もちろん、ただ女性であれば「女性マーケティング」ができるわけではありません。「マーケテイング」「女性マーケティング」に関する各種研修の受講や社内外での勉強会に参加するなど、常にアップデートしています。いかに、自分や自分自身の身近に起きていることを個人の価値観や主観で留まらせるのではなく、マーケティングのロジックで組み立てられることが肝となります。

女性視点が大切だということで、女性を対象にした調査を行ったり、社内で女性の意見を聞いたり、商品やサービスの開発の現場に女性を投与したり、様々なことを試みながら女性へのアプローチをすすめている企業様は増えています。
その女性たちの声や現れていない思いを「カタチ」にすることを私たちがお手伝いできたらと考えています。

(体験+直観)×論理×経験で女性をエンパワメント

これまで、メインクライアントである食品・日用雑貨系流通小売り様との長きにわたるお付き合いの中で、日常的に使う食品や日用雑貨の購入者である女性に対してアプローチを重ねてきました。時に、ユーザー取材であったり、グループインタビューであったり、またクライアントからご提供いただく購入履歴であったり、生の声からデジタルデータまでを分析しながら、女性の消費活動を読み解き、広報・販促・プロモーションを行ってきました。
またクライアントの事業をとおして、社会問題、SDGsを取り扱った、サステナビリティな視点での、アプローチも展開してきました。

見えてきたのは「自分らしさ」を追求する力と、いまだジェンダーバイアスの中でもがく女性たちです。
エムエスグループの「女性マーケティング」は、そこに携わるプランナーの日々の生活をベースにした「直観」、マーケティングに基づく「論理」、これまでの事業で積み上げた「経験」をかけ合わせながら、女性たちをエンパワメントするマーケティングを展開します。

【ライターProfile】

sachi:

きかんしエムエスグループの女性マーケティングのリーダー。お酒とスポーツと愛犬LOVE。

なっこちゃん:

スマホを格安SIMに変えたいと思っているこの頃。通信速度ってさほど違う気はしないのですがどうなんでしょうか?デメリットがあったら教えてほしいです。

 

この記事を書いた人

ちゃんおか

食べるの大好き、お酒大好きな企画プランナー。人の話を聞くのが好き。 心の片隅に残るような広報を目指して、日々勉強中。

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